未来の世界の一側面

あらゆるサービスがパーソナライズ化していく傾向がある。個々人の特性にあわせて最適化されたサービスが提供されるのだ。

 

この傾向を強力にあと押ししてくれるのが、人工知能。

 

いま、ネット空間では言葉を手掛かりにして情報を検索している。そして、すべてのデジタル情報がその検索の対象になっているわけではない。

 

言葉による検索という行為は、しだいにすたれていくだろう。そして、ぼくたちの嗜好や性格はどんどんデジタル情報化されて、ありとあらゆる情報がぎっしりと詰まったウェブ空間から、人工知能が最適な情報をみつけだしてくれるだろう。

 

需要と供給のマッチングの精度が飛躍的に向上すれば、あらゆるサービスが変化する。

 

「探す」時間が省けるから、そのぶんの時間をほかのことにまわすことができる。

 

インターネットがぼくたちの生活に登場してから、まだ15年くらいしかたっていない。あと、15年したら、社会はおおきく違ったものとなっているだろう。